ユカロンの「セラミック系」水性ウレタンと言うのがあり、2度塗りすると30年の耐性があるとの宣伝文句なのですが、『30年の耐久性』と言うのはいまいち信憑性に欠けると思っています(実際は30年経ってみないとわかりません)。 入居してから、10年、20年、30年と言う家庭を数多く見てくると、『床を保護するのはこんなにも大変なんだ』と思うのです。私達施工するプロは『10年も持つわけが無い』が実感です。
推奨はあくまで水溶性、それも数年後に必ず剥離剤で剥離できるもの。 あとは適度に耐久性があるといいですね。 耐久性=ウレタン樹脂の配合量です。でもこのウレタン樹脂の配合量は一般的には企業秘密です。製品安全データシートもなにが配合されているかの情報は必ず書かなければならないですが、いわゆる心臓部分に当たる、アクリル及びウレタンの配合量は社外秘に付き、明かさなくてもいいとされてます。したがって、その辺の情報を求めるのは少し無理があります。 ホームセンターで傷補修セットを売ってます。いろいろありますが、その中にアクリル樹脂を溶かして、傷の中に埋めるものがあります。まさにそれがアクリル樹脂です。乾燥するととても硬いです。要はそれを水に溶けるように化学的に調合されたものが”アクリル樹脂混入のワックス”です。さらに、最近の自動車のバンパーは、プラスチックのような部材で出来てますよね。あれがウレタン樹脂です。硬くて弾力性があって。あれを水に溶けるように化学的に調合されたものが、”ウレタン樹脂配合のワックス”です。 どちらもとても硬いです。ただ、現行ではウレタン樹脂をワックスに混入したほうが一般的には耐久性があると言われています。 ところが、この樹脂、ある一定量を超えて混入すると、人工的に剥離できなくなります。この臨界点を見つけるのが実はとってもお金のかかる研究なのです。現在、大手ワックスメーカーで販売されているワックスはいずれもこの臨界点を下回った製品であることは間違いないでしょう。(要するに安全に剥離できる商品であると言うことです。) しかし、マイナーなメーカーは時としてこの臨界点を超えて販売することもある?かも、です。だから必ずテストが必要なのです。将来ちゃんと剥離できるかどうかのテストを。消費者自身で、です。 当然の如く、剥離できるワックスは、あらゆる薬品に反応します。アルコールも勿論反応します。どのように反応するかは、その板のサンプルでいろんなテストをして、その上でメリットと、リスクをちゃんと分かった商品を選択するべきでしょう。 くれぐれもあとでメーカーなり、業者なりを責めてもそれは自己責任と捉えるべきでしょう。アクリルだけのワックスとウレタン混合のワックスの耐久性の違いは前者、約1年ぐらいですか、後者約2〜3年ぐらいですか。 消費者のみなさんはこれを見て、『な〜んだ、どちらもそんなもんなのか。』なんて思うかもしれません。でも、日常生活のストレスから、1年以上も耐久性能を延ばすのがどれほど大変か分かりますか。それはそれは大変な研究を重ねて、加えてテストテストを繰り返して、やっと出来るのです。
リンレイ パーモ R-1はプロ用のワックスです。おそらくリンレイの製品ラインナップの中で”最高”と位置づけされているワックスです。僕もかつて何度か使用したことがあります。 そしてアクリルとウレタン樹脂のワックスです。剥離は何度もしたことがあります。剥離テストは必要はないです。耐水テストも10時間までテストしたことがあります。これも大丈夫です。耐久性、これは1度塗りで2〜3年というところでしょうか、ホルムアルデヒドの有害テストも、ガスファインダーで行ったことがあります。OK!でした。ウレタン含有率はおそらく10%〜20%でしょう。これはご存知のとおり企業秘密なので想像です。一層でかなりの光沢が出ます。二層塗るとものすごくきれいに仕上がります。ただこのワックス、先ほどいいましたようにプロ用です。作業が若干難しいです。ヨーグルトに近い位の粘度があります。当サイトをよく読んですべて理解できてから作業してください。
1リットルで何m2と言うより、何帖といったほうがわかりやすいと思いますので参考の帖数で答えます。 約25帖です。具体的に、LD13帖、洋室?5,5帖、洋室?6,5帖、キッチン3,5帖、廊下2帖。この間取りで30,5帖。これで約1,2リットルだと思ってください。そしてこれが基本だと思ってください。 すべてのワックスがそうですが、いろんな気象条件で使用量が多少変わってきます。 室温。冬と夏では、使用量に多少違いが出ます。夏は乾燥しやすいので多少多くワックスを落とします。 逆に冬は乾燥しにくいので、ワックスの量を少なくします。その比率は約25%ぐらいです。 夏は、基本の1,25倍多く使用します。逆に冬は基本の0,75倍の量で済みます。 この使用量の注意事項ですが、1リットルの使用量で、1リットル持って作業するのは危険です。 必ず少し多めのワックスを持って作業してください。具体的には1リットルの使用量なら、必ず1,5リットル以上持って作業するようにしてください。 ワックスの所要量はこちらを参考にしてください。
正確に言うと、水性ウレタン、アクリル混合と言ったほうが良いと思います。 一般的に水性ウレタンと言われるワックスはほとんど、ウレタンとアクリルの混合です。 現在の技術ではウレタンだけの単独ではあまりワックス本来の成分として確立しにくい、といわれています。したがってその橋渡しのためにアクリル樹脂を使っています。(その辺の詳しいことは、実際に開発に携わっている人しかわかりません。) その際のウレタン樹脂の混合率が何パーセントか、と言うのがもっぱらの関心事です。 それがアクリル樹脂だけで構成されているのが、水性アクリルです。 水性アクリルも、アクリル樹脂の混入率で多少の違いはあると思いますが、基本的にアクリル樹脂も乾燥すると結構硬くなるので、耐水テスト3時間はクリアすると思います。 決定的な違いはやはり耐久年数の違いだと思います。水性アクリルは約1年ぐらい、水性ウレタンはウレタン20%程度で、約3年から5年ぐらいだと思います。
最近、環境問題がクローズアップされて、ユーザーの関心がこの辺のワックスに傾いています。「アウロ 」「オスオ 」はがそうです。 このワックスは、全てのフローリングに塗れるわけではありません。 まず、マンションのフローリングにはあまり適していません。 2度ほど、”オスモ”を塗ったことがありますが。塗膜を形成するタイプではありません。浸透させるタイプです。 すなわち、フローリングの上に、あらかじめ塗装処理、UV処理を施されている、一般的なフローリングには向かないのです。 もし、一般的なフローリングに塗ったら、多分いつまでも乾かないのでは?と思います。ワックス同士のマッチングもそうですが、フローリングのマッチングも考慮してください。マンション、建売住宅などには不向きです。 いわゆる、”無垢材”と言われるフローリング専用だと思ったほうがいいでしょう。 それと、このワックスは、1ヶ月に一度くらいのピッチでメンテナンスしないといけないので、メンテナンスが結構大変です。あまり安いワックスではないので、慎重に選んでください。