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かきこみ太郎がふと思ったこと・思い出したこと・見たこと聞いたことなどなどを気の向くままに書きまくります。内容に関して一切の責任は持ちませんのであしからず!

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2005年6月
6月24日 被害者

 6月10日の、独り言で出てきた会社。
この被害者が急速に増えている。

東京江東区のマンションデベロッパー(超大手)は、すでに業務提携を中止したみたいだ。
続々とデベロッパーが手を引く中で、いまだに業務提携を継続するマンションのトップメーカーもいる。

“信じるのは自分だけ。”この強い意志を消費者に持っていただきたい。

ちなみに○○○○被害者の会が存在する。
このHPのリンクを貼っておく。
    <リンク切れになりました。>
ここに出てくる事象は全て真実である。
そして、全て実名で出てくる。
マンションのオプション販売会でこの会社の名前が出てきたら、要注意だ!!

もしこの会社にだまされたら、すぐに行動を起こすべきだ。いまからでも遅くない。
その方法をこのHPから学んでいただきたい。

●2005/9/6現在確認したところ、リンク切れになっていましたので、削除しました。ご了承ください。



6月20日 符丁、その4(どや街)

 (ドヤガイ)と読みます。
いろんな世界の符丁に、言葉を逆さに読む風習がある。
この言葉も、宿(ヤド)を逆さに読んで『どや』と読む。
そしてその宿が集中しているところを、『どや街』と呼ぶ。

ただ、この場合の『どや街』は、一般的な意味と少し違う。
前回の大阪、西成区の愛燐センターの半径1キロ?ぐらいを指す。
普通に考えると、旅館が集中しているところ?と思ってしまう。
この愛燐センターの周辺の『どや』は普通の宿とちょっと違う。
どこがどう違うかと言うと。一泊800円ぐらいから、1500円ぐらいで泊まれるのだ。

普通に考えると、え!!って感じ。
そんなに安く?

そう、そんなに安く泊まれるのです。
この『どや』の利用者は、いわずと知れた、愛燐センターで生活を支えている、日雇い労働者達だ。
1日働いて、今日の日当をもらって、『どや』で1200円払って、今日の『屋根』を確保するのだ。
ここで泊まるのに、身分証明書は必要ない、いるのは今日の『宿代』1200円なり。(当然前払い)
朝が来たら、とっとと放り出される。部屋の広さは、丁度たたみ1枚分のみ。

『立って半畳、寝て一畳』と言う言葉があるが、まさに寝るためだけの、畳一畳だけの部屋。しかし立てない。たつと天井が当たる。天井が低いのだ。そしてテレビはなし。テレビのある部屋はちょっと高い。1500円〜2000円ぐらい?(とまったことが無いので詳しく知らない。)

愛燐センターのある一帯を、大阪の人達は、通称『愛燐』と言う。丁度JR環状線の新今宮駅を降りたあたり一帯の事を言う。しかし、この『愛燐』と言う地区?は地図には載ってない。・・・いや、この地名?が地図に載ってないのだ。あくまで俗称である。このあたりの地名は、『釜ヶ崎』(カマガサキ)と言う。誰言うともなくこのあたり一帯のことを、愛燐地区と言われるようになった。

かつてこの地域を謳った歌がある。

♪ここは〜てんごく〜♪ここは〜てんごく〜かまがさき♪

日雇い労働者が、一日の労働を終えて帰ってくる。時刻は午後6時から7時。このあたりが闊達になる時間帯だ。そしていままで死んだように静かだった、立ち飲み屋が一気ににぎわう。
周辺には、パチンコ屋、賭博場、そして花街。
日雇い労働者の一日の賃金を搾取するだけの環境は全てそろっている。

一度ぬかるみにはまると、抜け出すのは並大抵のことでは出来ない。人間を堕落に引き入れる地域でもある。
かつて私の友人は、20代の頃に、ここで言い表すことの出来ぬ地獄を味わった。
私には、どうしてもここが天国とは思えない。この世の地獄としか見えなかった。

一説には、このあたり一帯に“暮らす”建築職人が5万人とも10万人とも言われている。
昼間でも、警官一人での、この一帯の警備は禁じられていると言う。通りをただ歩くだけで、一種独特の雰囲気がある。自動車で通り過ぎるだけでもかなりの緊張感が走る。

分かりやすく例えると、東京山谷の3倍から5倍くらいの規模だろうと思う。
この地区のあちこちに、『どや』は点在している。



6月18日 符丁、その3(あぶれ)

 大阪、西成区に愛燐センターと言うところがある。
職業安定所みたいなものです。
でも普通の職業安定所とはかなり違う。
いわゆる日雇い労働者専門の職業安定所だ。
ここがあくのは、毎朝4時半ごろ。
4時半ごろに一斉に窓口が開いて、先着順に日雇い労働者に今日だけの日雇いの仕事が割り当てられる。
しかし、ここの仕事では、全ての日雇い労働者は到底まかなえない。
ここで今日の仕事を確保できなかった日雇い労働者のことを“あぶれる”と言う表現をする。
しかし、本当の“あぶれ”は別のところでおきる。

この愛燐センターと言う鉄筋作りの建物を取り囲むように、ワンボックスカーやライトバン、乗用車が路上で駐車して“誰か”を待っている。その“誰か”は、先ほどの愛燐センターで仕事にありつけなかった日雇い労働者達である。ワンボックスカーを含む、その自動車の数はおよそ百台近くに上る。

その自動車のフロントガラスには、全て貼り紙がしてある。
例えば、『奈良、12,000円』みたいな感じだ。
これは、『奈良方面に、12000円の仕事があります。』と書いてあるのだ。
そして、その仕事に行きたかったら、その自動車に乗り込む。
その前後に、言葉は必要としない。その世界独特の暗黙の了解がそこには存在する。
要するに行くのか、行かないのか。これだけの世界だ。
そして、その全ての日雇いの仕事が、日払い鉄則の世界だ。
今日一日仕事をして、その日にお金をもらう。実にシンプルなシステム。

この全ての自動車に割り当てられた、日雇いの仕事の割り振りが終わる時間は、午前6時だ。
午前6時には、全ての自動車が工事現場に向かう。
そして、この“第二陣”の日雇いの仕事にありつけなかったことを、本当の意味の“あぶれ”と言う。

一般的な考えでは、『なんだそんなことか』的な、今日一日だけの“あぶれ”だが、当人達には、実に深刻な状況である。
彼らは、今日一日の日当をもらって初めて、今日の宿を確保できる。そして、今日の食事、今日のタバコ、今日のお酒。
要するに、ほとんどの日雇い労働者が無一文なのだ。
今日一日あぶれることは、今日一日何も口にすることが出来ない。そして今晩の宿泊の宿もなければ、今日の酒代にもありつけないのだ。
このために犯罪に走る人も少なくない。
当人達にはそれほど深刻な状況に追い込まれる。

そんな大変な意味を持つ“あぶれ”と言う言葉の意味。
これも、この世界独特の“符丁”の一つに違いない!




6月13日 符丁、その2御の字(おんのじ)

 御の字(オンのじ)と言う言葉がある。
語源は古くからあるみたいだ。
しかし、私の知る限りでは、こう言った使われ方をする。
『そこまで出来たら御の字だろう』『それだけ儲かったら御の字』みたいな。

いまから30数年前。私が塗装職人の見習いだったころ、この言葉は、職人の日給の金額の符丁として使われていた。
例えば、
たの字=6,000円
れの字=7,000円
きわの字=8,000円みたいな感じだ。

私が16歳の時、ガソリンスタンドでもらった中卒の基本給が、確か35,000円だった記憶がある。
そのころのいっぱしの職人の日当の金額だ。
例えば、20日働くと120,000円にもなる。
大卒の初任給が、50,000円程度の時代の価値観。
取り分けて、すごいわけでは無いが、ひとつの憧れの的となる金額には違いない。

そして、その時代に使われた符丁が御の字(おんのじ)、この金額が10,000円
確か、これ以上の金額の符丁がなかったはず。(マックス)
要するに、この金額をもらう職人は、最大級の評価を勝ち取った証拠なのだ。
『これだけもらえばおんのじ』みたいな表現は、ひょっとして、ここからきたのでは無いかと思ったりする。




6月10日 詐欺の片棒2

 大阪ヘラクレス証券市場に上場されてから、その活動は活発さを増していった。
そして、その被害者の数はどんどん増え続けている。
その被害者の範囲も日本全国に広がり、いまや被害者の会まである。
現在その会社相手に集団訴訟を起こす勢いだ。

この詐欺集団が、まだ小グループだったころはある種のかわいさがあった。
しかし、その詐欺集団が法人になり、そして株式市場に上場までしてしまったら、この先に行われる詐欺行為は、同じ犯罪でも企業ぐるみの重大犯罪になる。
いままでは決して警察に摘発されることは無かった。
しかし、これ以降の問題はもう社会問題として取り上げられることになるだろう。

そもそも、株式上場なんてことがこんなに簡単に出来てしまうのか?
株式上場の少し前に、この会社の悪質なセールスの実態が写真週刊誌にすっぱ抜かれた。
その情報によれば、ある官僚を金で抱き込んで、会計監査役にしてまんまと厳しい審査を通過したと報道されていた・・・らしい。(実はこの写真週刊誌を読みそこねた。)

その会社の会社概要を見ると、代表者の年齢がまだ30歳代前半なのに対して、取り巻きの取締役の年齢が60歳ぐらいと異常に高い。おそらく、上場のための準備として、全く関係の無い人間達を列挙しているのであろう事はすぐに分かる。

マンションを販売して、多大な利益を上げ、更にインテリアオプション部門でも消費者を欺き、ここでも暴利をむさぼる。
そしてあろう事か、詐欺集団の片棒をかついで、その詐欺集団からもリベートを取りお客をだますマンションデベロッパー。

つい数日前まで、その詐欺集団の会社の会社概要には、取引先企業として超大手デベロッパーの名前が羅列されていた。しかし、現在はその企業の名前は全て削除された。消費者からのバッシングが各企業に殺到しているからだ。

これが10年前で、自分がこのマンションを購入していて、同じ境遇にいたら、私ならこれを詐欺だと見破ることが出来ただろうか?

答えはNO!だ。

だからこそ、私の知る限りの情報を発信して、一人でも“被害者”を少なくしたい。
その思いは日に日に募るばかりだ。




6月10日 詐欺の片棒1

 ゲリラセールスを展開している会社がある。
その会社の営業手法は、いわゆる点検商法という詐欺手法。

もとは、他の会社に勤めて同様のゲリラセールスをやっていた。
ところがあまりによく売れる(だませる)ので、自分で独立をしたのだ。
そして急速に勢力を伸ばしていった。

5年前に晴れてその会社は法人登記をして、株式会社として再出発をする。
しかし、やっていることは全く同じ“だましセールス”である。

更にどんどん勢力を伸ばし、かつて自分が勤めていた会社の勢力を超えてしまった。
そして、あろう事かこの会社(詐欺集団)が株式市場に上場まで果たしてしまったから困ったものだ。
大阪証券取引所のヘラクレス証券市場に今年4月上場を果たしてしまった。
これを期に生まれ変われば、まだ許せるところがある。
しかし、だましの手口はさらに巧妙を極めていく。
そして、その勢力はついに超大手デベロッパーまで味方につけたから大変だ。

あるマンションの引渡し当日。窓口で念願の部屋の鍵をもらう。永年の夢がついに現実のものになる瞬間。
誰もが夢見心地であるに違いない。
そして、 『スーパーゼネコンの職員の勧めるままに』、ある業者の設備の説明を聞きに行く。
ここから信じられないことがおきてしまった。

その設備の説明をしていた作業員風の男が、防カビの施工のセールスを始めたのである。
まだ夢見心地の続きの善良なユーザー。隣にはまだスーパーゼネコンの正社員がいるのだ。
まさかこのシュチュエーションで詐欺セールスが行われると、誰が予想できるだろう。
でもその詐欺セールスは行われた。そして善良なユーザーは言われるままにその詐欺にまんまとだまされたのだ。(防カビ施工、30万円)

その光景は、まるで警察官の横で、公然と犯罪が行われるのと全く同じであろう。

だからその善良なユーザーが、自分がだまされているのに気が付くのに、何日もかかってしまった。
いや、いまだにそれが詐欺だと気付いていないユーザーがなんと多いことか。




6月9日 スケールメリット

 総戸数600戸のマンションがある。
いまの時代、都心ではそんなに驚く所帯数では無い。
2年後には総戸数2000戸というマンションも完成する。

この大所帯のマンションのインテリアオプションの窓口がある。
例えば、カーテン、照明、バルコニーテラス、UVフィルム、エコカラット、そしてフロアーコーティング。その種類はさまざま、何でも有りだ。

このインテリアオプションを注文する人の割合は、一説には大体20〜30%ぐらいだと言う。

仮に30%が申し込んだとして。
600×0,3=180所帯だ。
まあ少なく見積もっても100所帯はくだらないだろう。

これが例えば、3月30日の引渡しとすると、引渡し日から約1週間でオプションの納品を終えなければならないので、4月5日が全てのインテリアオプションの納期になる。
するとフロアーコーティングを全て納品するのに与えられる納期はせいぜい3日。
3日で、100件〜120件のコーティング作業を実施しなければならない。

この短期間の施工納期に、ユーザーは何の疑いも持たないのだ。
『この会社は大手なので安心している。』みたいなある種の勘違いを持っている。

120件の施工を3日でこなそうと思うと、単純に1日40件こなさなければならない。
2人1チームで一日8件の施工が限界だとすると、超熟練のチームが5組必要になる。その5組が4日間べったり張り付いて、何とかなる数字だ。

施工がそのマンションだけならば、なんてことは無い数字だ。
しかし、3月末引渡しのマンションは、都心だけで1万所帯以上ある。
仮に1万所帯のマンションの20%がオプションでコーティングを申し込んだとしたら、実に2000件の施工をこなさなければならない。

もし1日8件のダブルコーティングを施工しようと思うと、10時間食事なしで施工しても、1件の施工時間を1時間ちょっとで終えなければならない。
ちなみに私は、1件のダブルコーティングの施工に夏場で軽く4〜5時間かかる(食事抜きで2人で)。
これが3月期の超厳寒期施工だと、8時間以上かかるときもある。

この辺の施工時間の逆算の仕方は、バーニッシュクラブユーザーならば(経験者は)できるだろう。

この施工を、ストーブもなしに、扇風機もなしに、ほの暗い照明で夜間施工を強いられる。

これが3月期のオプション施工の実態だ!

正常な商行為には、例外なく“スケールメリット”と言う特典が採用される。

特殊な“ネジ”を1本商社から買うと、1200円かかるとする。
その“ネジ”を1000本買うと120万円かと言うと、そうでは無い。
一度に大量に仕入れると言うスケールメリットを価格に反映されるので、1本当たりの単価は、500円〜700円ぐらいに圧縮できるのだ。
ところがこの新築マンションのインテリアオプションには、このスケールメリットが全く当てはまらないのだ。
それどころか、一般で購入する価格の2倍〜5倍の価格に化けてしまう。
そして、外注に下請けさせるときにだけスケールメリットを採用して、一般ユーザーから30万円で請けた仕事が、1万5千円ぐらいで丸投げされる。
その価格差は実に20倍である。
オマケに一般ユーザーからは、現金かひどいケースになると、納品もしないのに6ヶ月以上も前に集金したりしている。
そして、外注には月末締め切りの翌々月末に支払いされる。
そのお金を9ヶ月も寝かせるケースがほとんどだ。
そこらの暴力団でもこんなに悪どい商売はしない!

まず消費者にここに気付いてほしい!
数千万円の不動産を購入して、金銭感覚が麻痺してしまった消費者。
この善良な消費者から、悪どいやり方で儲けようとしているデベロッパー。
夢も何もぶち壊しではないか!

消費者がここに気付くのに、あとどれくらいの時間が必要なのだろうか?




6月6日 内覧会2

 素人が単独で内覧会にいどむ時、何処に注目するか?

まず100%が目の前の壁紙、そしてフローリングだ。
そもそもここに最大の間違いがある。

では、プロは何処に着目するか?
ほとんどは、コーナーである。
そして、隠れた部分だ。

なぜコーナーなのか?
建設業のほとんどの職種はコーナーに熟練度が現れる。
言い換えれば、素人ほどコーナーの始末が未熟なのである。
全てのコーナーを点検するだけで、かなりの指摘が見つかるケースがある。
このコーナーのことを。
出墨(ですみ)=出っ張ったコーナーのこと。
入り墨(いりすみ)=引っ込んだコーナーのこと。
と言う言い方をする。

もしも素人がどうしてもクロスの指摘をしたいのならば、この出墨、入り墨をチェックすると良いだろう。

そして、絶対に指摘をしたくない部分が、クロスの張り合わせだ。
このクロスの張り合わせも、クロス職人の熟練度が出やすい場所でもある。
しかし、どんなに熟練工が施工しても、限界が出るのも事実であろう。
何より、クロスの張りあわせを指摘して、後で起こる事象を考えると、どうしてもこの指摘自体がおろかなことと思えてならない。

このクロスの張り合わせの指摘事項の改善方法は、隙間の部分に同色のボンドで埋めるしかないと言うことである。(コークボンドと言う)
このコークボンドは、空気に一定時間触れると黄色に変色してしまう。
例えば天井のクロスの張りあわせを指摘したら、コークボンドで一時的に見えなくなるが、約6ヶ月〜1年ででその埋めたところが黄色く変色してしまうのである。
そして変色したところをゼネコンに言っても、そのときは一切取り合ってくれなかったりする。
そもそも、なぜその部分が黄色くなっているのかさえ知らないので、改善を訴えることもない。
そしてそれは実に見苦しく、汚く見えるのだ!
だからクロスの張り合わせは指摘してはいけないのである!

あまりに間違った内覧会の趣旨!心構え!そして指摘の内容!
このホームページで、内覧会についてのページを作る必要性を感じる!




6月6日 内覧会

 マンションを購入すると必ずあるのがこの内覧会です。
これは、マンションを青田買いしたユーザーが、マンションの施工状況を引渡しの前にチェックする大切な行事です。
ちなみに一戸建てはこのシステム自体が無い場合がほとんどです。(大手ハウスメーカーの一戸建てを購入すると、ある場合があります。)
最近、掲示板でよくこの内覧会の話題が出てくる。
『私は○○の会社に立会いを頼んだ』『私は予算の関係で、自分でやります。』と言った具合。
また、『私の場合、50箇所の指摘をしていただいて安心した。』『自分で探して、70箇所の指摘を探した。』なんていう書き込みもとても多い。

全てが『どうかな?』と疑問を抱かずにいれない。

まず、多くの指摘をすることは必ずしもプラスにならない。
そして指摘をするのが目的では無く。その指摘をいかに改善させるかが最大の問題だろう。
例えばフローリングに傷があったとする。
その傷を指摘すると、ゼネコンはそれを改善するようにデベロッパーから命令される。
そしてその傷の改善方法は二つある。
単に『補修屋』を呼んで補修させる方法。もう一つはその部分だけフローリングを貼りかえる。

素人ならどの方法がいいと思うだろう?
意外と張替えを望む素人が多いと言うこと。

これは絶対にNG!だ。
フローリングは、凹凸をそれぞれつなぎ合わせて、ジグソーパズルのようにはめていく。
それも端っこから。
それを真ん中だけ張り替えると、凸部分だけを切ってはめ込まなければならない。それをボンドで接着する。
無論、張り替えたときだけはちゃんと直っているように見える。
しかし年数とともに、その張り替えたところだけが、凸部分が無い分だけ浮いてき易いと言う難点がある。

だから、出来るだけ張り替えないほうが良い!

要するに、指摘をするときは最もベターな改善方法が分かっていなかったらだめなのだ。
そして最もベターな改善方法は、その道にかなり精通していなければ絶対に分からないのである。
目の前にいる現場監督よりも、はるかに深い造詣が無ければ出来ないことだ。

そしてもっとも恐ろしいことは、沢山の指摘をすることにある種の喜びを抱いている素人が余りに多すぎることだ。

どこかで何かが間違った方向に進みだす。




6月5日 符丁、その1(てまち)

 建築職人のおそらく全ての人は、この言葉を知っています。
分かりやすく言うと、仕事が無い日のことを指します。
そして、親方が最も嫌う言葉です。

一般的な使われ方は、『明日は(てまち)だ。』『今月は10日も(てまち)があった。』です。

建築職人、これは一般社会の中に当てはめると、会社の社員に当たる。
そして親方は、会社の社長に当たる。

普通の会社員は、明日の仕事が無くても会社に出勤する。
例え病気、事故で入院してもある程度は給料の保証をしてくれる。

しかし、建築職人は日給月給なので、休んだ日の保障は一切ない。
仕事が無い日は、会社に行って掃除でもして給料を稼ぐ、と言うことを許されない社会なのだ。

1ヶ月のうちに仕事が無い日(てまち)が15日もあったらどうだろう。
今度の給料日は、給料が少ないのが決定的になる。
これが2ヶ月続くと、職人は辞めてしまう。生活が成り立たなくなるので当然である。
職人が辞めてしまうと、こなせる仕事が少なくなるので、それを親会社に悟られることで受注が極端に減ってしまう。
受注が減ると、今残っている職人にも多大な影響が出てしまうので、職人がまた辞めてしまう危険がある。

(てまち)は、ある会社の組織のバランス自体を根底から崩しかねない、そんな重大な意味を持った言葉でもある。

そして、建築の世界はこの(てまち)が結構あったりするのである。

建築の親方と言うのは、かくも毎日(てまち)を心配しながら生きているのです。(心配しすぎて胃に穴が開くことがあります。^^;)



6月5日 建築用語=符丁(ふちょう)

 記事どんな世界にも、符丁が存在する。
取り分けて、建築業界にはいろいろな符丁がある。
道具の呼び方。数字の単位。作業の種類。世間的な用語・・・などいろいろ。
私の知る限りの符丁を書いてみる。(しかも不定期に、気まぐれに)
暇な人は読んでください。
忙しい人は決して読まないで下さい。(くだらないこともあるので^^;)



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