11月26日 構造計算書捏造事件。
とうとう全国に波及する勢いを見せている。 直接構造計算をした建築士は、『上から圧力をかけられた』と言い。 マンションを建築したゼネコンは、『そんな建築士の顔も知らない。』と言い。 マンションを販売したデベロッパーは、『わざわざお金を出して、欠陥品を作る馬鹿はいない。』と言い。 それらを監督する立場の行政は、『あんなに沢山の書類を3週間で点検するなんて不可能。』だと言い。
誰も悪くないのに、あんなひどいことが現実に起きている。 まるで『あんなマンションを買うのが馬鹿。』といっているようにも聞こえる。 ではどんなマンションを買うのが賢明なのか聞きたい。
マンションの1室分を解体するだけで、およそ240万円も費用がかかるのに、そのマンションを買わされた消費者は、いったいどこに責任を追及すれば良いのか? それでも35年間ローンを支払い続けなければならないのか?
平成10年、阪神大震災を契機に建築基準法が大幅に改正された・・・はずの法律に、こんな落とし穴があったとは。
この事件の落しどころを注意深く見守る必要性を感じる。
11月19日 激震=世紀末
新築マンション業界に激震が走りました。
昨日の新聞と、夜のトップニュースで報道されました。 マンションの確認申請の構造計算を捏造した。と言うニュース。 しかも、現在分かっているだけで21箇所の現場。 そして、その現場が全て私の地元神奈川県での出来事。 果たして、神奈川県だけの問題か?東京は大丈夫か?他府県はどうか?
そのマンションの中には、契約が終わり、入居を待つだけの物件もあるという。
究極のコストダウン!! 内装材を削って、外装材を削って、間取りをシンプルにして、でもエントランスは豪華にしなければ売れない。そのあとはどこを削るか?
日本の建築技術は、世界に誇れるレベルにまで達している。 でもそれは、耐久年数を飛躍的にのばすための技術ではなく、究極のコストダウンをした上で、さらにマンションの“聖域”である“構造体にまでコストダウンをはかり、尚且つそれでも“意匠”はどこにも負けない。 そのレベルの技術だったのか?
過去10年間は、首都圏のマンション供給数は飛躍的に伸びている。 建てれば売れる。建てた者だけが利益を得られる。
しかし、そのマンションを購入したのは、全て消費者。
やはり最終的には、消費者が被害をこうむる。 その構図が、ここにも出来上がっている。
氷山の一角?そんな気がしてならない。 この問題が日本全国に広がりを見せた時、マンション業界はどうなるのだろう。
マンション業界の世紀末が来ないことを祈る。 全ての人間が無能でも良い。 最も大切な役割を果たす機関で、正義感の揺るがない頑固な人間が、一人存在していることを祈る。
   
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