室温・湿度と施工の難易度-2
<難易度区分ごとの必須アイテム>
季節によって、条件がさまざまに変わることは理解できたと思います。
その条件によってワックスを塗るときに準備しなければならないアイテムも変わってきます。
それらのアイテムを下表に示します。条件により必要なアイテムを準備してからワックス塗りに挑戦してください。
| 室温 | ストーブ | エアコン | 床暖 | 扇風機 |
| 30℃以上 | 不要 | 冷房必須 | 不要 | 必要 |
| 25〜30℃ | 不要 | 冷房必要 | 不要 | 必要 |
| 20〜25℃ | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |
| 15〜20℃ | 必要 | 不要 | 必要 | 必要 |
| 10〜15℃ | 必須 | 暖房必須 | 必須 | 必須 |
| 10℃以下 |
区分C以上の場合の対策
<<エアコンを使用するときの注意事項>>
冷房でエアコンを使用するときは、ルーバーを一番上に設定してください。スゥィング・下向きにしたままワックスを塗ると、エアコンの下だけが白化します。エアコンの風が絶対にワックスに直接当たらないように設定してください。
<<ワックスを塗るときは、エアコンを稼動させてはだめです!!>>
冬でも夏でも同様ですが、ワックスを塗るときは、絶対に風を当てないで下さい。
エアコンでもストーブでも、稼動させるのはワックスを塗ったあとです。ワックスを塗るときは、窓も閉めて、絶対に風が当たらないようにしてください。天井埋め込みタイプ(天井カセットエアコン)は、暖房には使えますが、冷房には使用できません。エアコンの風が直接フローリングに当たるので、冷房を掛けたままワックス塗らないで下さい。
<<床暖房を使用した直後は、ワックスを塗ることができません。>>
床暖房を稼動したあとは、フローリングの温度が極端に高くなっています。もしその状態でワックスを塗ったら、ほぼ瞬間的にワックスが乾燥してしまい、ワックスはムラだらけになります
床暖房を稼動させたあとは、必ずフローリングが全て冷たくなるのを待ってからワックスを塗ってください
<<冬のリビングは要注意!!>>
秋口から太陽が東よりに傾いて、午前11時くらいまで朝日が燦燦とリビングまで入ります。
朝日が直接フローリングに当たると、フローリングの温度は極端に高くなります。
真冬になると、真南に向いたリビングでも窓から最大2メートル直射日光が入ります。
真冬で、直射日光が当たるフローリングと、洋室などの北側のフローリングの温度差は最大15度にもなります。
直射日光が当たっているフローリングには、絶対にワックスを塗らないで下さい。
<<直射日光が当たるリビングの対策>>
南に向いたリビングに、直射日光がかげりだすのは、午後2時以降です。
午後2時まで待ってワックスを塗る方法もありますが、それではリビングを塗り終わった後でちゃんと乾燥するか?疑問です。
真冬の全てのワックス施工は、あくまで午前中に作業が終わるように計画してください。
それでは直射日光が当たるリビングをどうやってワックスを塗れば良いの?
まずリビングの窓に目張り(めばり)をしてください。
出来るだけ全体に目張り(めばり)をすることです。
もっとも手軽なのは新聞紙ですが、新聞紙ではちゃんと直射日光を防ぐことが出来ません。
少し厚手の広告などをあらかじめ用意しておく必要があります。
(近々バーニッシュクラブでも、窓の目張り(めばり)専用シートを販売します。)
<注意!!>
目張り(めばり)を貼るときは、簡単に貼るのではなく、きちんとテープで隙間なく貼ってください。
ワックスを塗った後で、扇風機の風で目張り(めばり)が全て外れてしまい、塗った後のワックスの上に落ちてしまったことが良くあります。多少の風では落ちないように、きちんと隙間なく貼り付けてください。
リビングの窓に目張り(めばり)を貼り付けたら、すぐにワックスを塗らないで下さい。
一度上昇したフローリングの温度は、冷たくなるのに30分程度時間がかかります。
ワックスを塗る前に、フローリングの温度が冷たくなっているか、ちゃんと確認してからワックスを塗り始めてください。(靴下を履いた状態で、『冷たい』と感じるくらい出ないと駄目です。)
<<ワックスの絶対的法則>>
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ワックスを塗るときは冷たく! ワックスを塗り終わったら暖める! そして風を送る! |
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言い方を変えれば、室温が低い時はワックスは非常に塗りやすい状態なのです。
しかし塗り終わったあとで、そのワックスを乾燥させるのに何が必要なのか?を考えてください。
例えば、冬場に、フローリングが冷たいほうが良いだろうと、窓を開けたままワックスを塗ったと仮定します。
ワックスを塗るときはそれでも良いですが、そのあとでストーブで部屋を暖めようとすると、どうでしょう。窓が開いているので、ストーブを稼動させてもいつまでたっても室温があがりません。万一その状態で夜を迎えてしまったら、最悪一晩たってもワックスは乾燥しないことになります。
これは極端な例ですが、ワックス施工するときは全てそのあとの段取りを考えて、次のための準備を整えてからワックスを塗ります。

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