室温とワックス量の関係
コーティング施工は、季節などの条件に左右されることは理解できたと思います。
それらの条件と同時にワックスの消費量も、それらの条件に概ね直結します。
以下に、難易度と室温とワックス所要量の関係を表にしてみました。
| 難易度 | 解説 |
| A | 安全 |
| B | やや安全 |
| C | やや危険 |
| D | 危険 |
| E | 2度塗り不可 |
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| 室温 低 |
||||
| 最高室温 | 注意点 | 難易度 | ワックス指数 | ワックス乗数 |
| 30℃以上 | 乾燥が速い。スピード重視 | D | 5 | 1.4 |
| 25〜30℃ | C | 4 | 1.2 | |
| 20〜25℃ | 特に注意点なし。自然乾燥 | A | 3 | 1.0 |
| 15〜20℃ | 夜間作業不可。自然乾燥 | B | 3 | 1.0 |
| 10〜15℃ | 午後3時以降不可。強制乾燥 | C | 2 | 0.8 |
| 5〜10℃ | 午前中終了必須! 暖房必須 | D | 2 | 0.8 |
| 5℃以下 | 午前中終了必須! 乾燥確認必須 | E | 1 | 0.6 |
ワックス所要量を計算する前に、床面積を帖計算に換算します。
平方メートルから、帖に換算する方法。
平方メートル÷1,62=帖数
(要するに1帖は1.62平方メートルで計算します。小数点第2位以下を四捨五入してます。)
<例>
60平方メートル÷1,62=約37帖
45平方メートル÷1.62=約27.7帖
ちなみに、帖から平方メートルに換算する時は、この計算の逆をすればよいです。(^^)
<<ワックス所要量の計算方法>>
| 1帖あたりの 基本量=62.5CC |
所要量=帖数 X 基本量 X ワックス乗数 |
例: 室温12℃、面積50m2の場合(ワックス指数は2です。)

<<ワックス目安量について。>>
この所要量計算はあくまで目安量です。
もともとワックス使用量に『絶対にこの量で無くてはならない。』と言う絶対値はありません。
私たちプロは、目安量をほとんど考えません。 感覚で塗っていきます。
したがってこの所要量も、私が永年の経験から得た感覚を元に作っています。
その結果、『標準量の何パーセントだった。』みたいな感じです。
したがって、目安量と実際使用量には当然かなりの誤差が生じます。
これはプロでも大きな誤差が生じることがあります。この誤差については、あまり神経質に考えないことです。
あくまで、実際の仕上がり最優先と思ってください。
密着の良・不良は全て仕上がりに如実にでます。
室内が寒い場合は、モップが多少重く感じるぐらい少ない量で塗っていきます。
反面、リビングの窓際など、フローリングの温度が上昇しやすい場所では、モップがスムーズに動くくらいに少し多めにワックスを落とします。(この感覚はほんのわずかな感覚です。)
全ての間取りが上の公式に当てはまるとは限りません。
北側洋室と、南側リビングとでは、室温差が10度ある場合もあります。環境はリアルタイムに変わっていきます。
その変化に柔軟に対応することもとても重要なことです。
<<ワックスの所要量と、注文量>>
例えばワックス所要量が1,545ccだったら、最低でも2リットルのワックスを注文してください。
<<理想的なワックス注文量。>>
ワックス所要量の計算から所要量の目安が出たら、その量より10%余分に注文 することをお勧めします。
さらに500cc程度の補修用の予備を保存することをお勧めします。
コーティング施工にたっぷりスケジュールがある方はまずないでしょう。ギリギリのスケジュールで施工を予定していて、本番でワックスが足りなくなったら、そこから注文→配送→施工までのタイムロスが発生し、その後のスケジュールに多大な影響を及ぼします。
施工が終わっても、ギリギリのワックス量だと、その後補修が発生した時に新たにワックスを注文しなおさなければなりません。
だからワックス量は、あくまで多少多めに、ワックスが余るリスクなんかよりも、絶対的に仕上がり最優先に考えてください。






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